マネックス証券では米国株の配当金再投資を自動でやってくれるシステムが稼働しています。
配当金を再投資したい(株数を増やしたい)銘柄については自動再投資の設定をしました。
マネックスの米国株の配当金自動再投資のシステムは稼働したばかりなので、まだ一度も配当金再投資は行われていないけど、どんな感じで再投資されるのか楽しみです。
V(ビザ)やMA(マスターカード)みたいな低配当で株価が高い株って、どのくらいの金額を保有してたら、再投資できるだけの配当金がもらえるの?
計算してみたら、すごい金額になってちょっとビックリしてる、、、。
配当金が少なすぎて、1株の金額に満たない場合はどうなるの?
配当金額が1株の購入代金に満たない場合は、外国株口座の預かり金を自動で充当して再投資してくれる設定もあるから心配無用だよ!
V(ビザ)やMA(マスターカード)を配当金だけで再投資するにはかなりの投資金額が必要でビックリ!
V(ビザ)やMA(マスターカード)などの低配当利回りで、且つ1株の株価が高い株式へ配当金再投資しようと思うと、それなりの金額を投資していないと1株すら買えないんですよね。
でも、マネックス証券の自動配当金再投資のシステムでは、受取配当金の額が1株にも届かない場合は預かり資産から充当してくれるので問題なしです。
VやMAから受け取る配当金で、それぞれ1株ずつ再投資できるようになるには、一体いくら投資していたらいいと思います?
わりとハードル高めな投資額になります。
V(ビザ)からの配当金で1株再投資するにはいくら投資すればいいの?
結論からいいますと、V(ビザ)からの配当金のみでV(ビザ)株を1株買うには何と700万円近くも必要なんですよ。
しかも、$6.16万(1$=\110で計算すると約678万円)以上投資してやっと、1年間でV(ビザ)1株が配当金で再投資できるレベル。
四半期ごとの配当金支払いで1株ずつ配当金再投資可能になるには、$24.64万(約2700万円)くらい必要なんです。
ハードルが高いですよね、、、。
では、計算していきましょう。
V(ビザ)は年4回の配当金支払いがあります。
2021年6月時点では、1回での配当金支払いが1株あたり$0.32なので、1年間では$1.28受け取れます。
ここから米国で10%、日本で約20%課税されます。簡単に28%が税金で引かれると仮定しましょう。
すると、実際にV(ビザ)から受け取れる配当金は1株あたり年間$0.92になります。
現在のV(ビザ)の株価が$238なので、259株保有していてやっとV(ビザ)から受け取れる配当金のみで1年間で1株再投資可能になります。
1株あたりの配当金(年間) | $1.28 |
税引き後の受取配当金 | $0.92 |
V(ビザ)株価 ※2021/6/26時点 | $238 |
V(ビザ)から税引き後で年間$238もらうのに必要な株数 | 259株 |
V(ビザ)259株購入するのに必要な資金 | $6.16万 |
実際の配当金は年4回支払われますから、配当金支払いごとにV(ビザ)を1株ずつ買いたい場合は4倍の資金が必要。
計算すると、2700万円になります。
V(ビザ)からの配当金支払いごとに1株ずつ配当金のみで再投資するのは資金的に難しいね、、、。
マネックス証券だと受取配当金だけでは1株買えないときでも、預り金から充当してくれるから再投資が無駄なくできるよ!
MA(マスターカード)からの配当金で1株再投資するにはいくら投資すればいいの?
結論からいいますと、MA(マスターカード)からの配当金のみでMA(マスターカード)株を1株買うには何と$11.4万以上も必要なんですよ。
しかも、$11.4万(1$=\110で計算すると約1254万円)以上投資してやっと1年間でMA(マスターカード)1株が買えるレベル。
四半期ごとの配当金支払いで1株ずつ再投資できるようになるには約5000万円くらい必要なんです。
超富裕層とかMA(マスターカード)に集中投資しているような投資家でなくては無理ですね(^-^;)
では、計算していきましょう。
MA(マスターカード)は年4回の配当金支払いがあります。
1回での配当金支払いが1株あたり$0.44なので、1年間では$1.76受け取れます。
ここから米国で10%、日本で20%課税されます。簡単に28%が税金で引かれると仮定しましょう。
すると、実際にMA(マスターカード)から受け取れる配当金は1株あたり年間$1.2672になります。
現在のMA(マスターカード)の株価が$379.61なので、300株保有していてやっとMA(マスターカード)から受け取れる配当金のみで1株再投資できることになります。
1株あたりの配当金(年間) | $1.76 |
税引き後の受取配当金 | $1.2672 |
MA(マスターカード)株価 ※2021/6/26時点 | $379.61 |
MA(マスターカード)から税引き後で年間$380もらうのに必要な株数 | 300株 |
MA(マスターカード)300株購入するのに必要な資金 | $11.4万 |
実際の配当金は年4回支払われますから、配当金支払いごとにMA(マスターカード)を1株ずつ買いたい場合は4倍の資金が必要。
計算すると、5000万円になります。
四半期ごとの配当金のみでMA1株を買うとすると、5000万円分もMAに投資していないと無理なんて難しすぎるよ、、、。
マネックス証券なら再投資に不足する金額は預かり金から充当されるから、配当が少額でも心配無用
V(ビザ)やMA(マスターカード)からの配当金のみで再投資するのは、一般の投資家にはかなりハードルが高いことがわかりました。
でも、マネックス証券の自動配当金再投資サービスでは不足分も預り金から充当してくれるので、配当金が少なくても何も問題ありません。
米国のDRIP制度と違って買付手数料はかかるけれども、より株数を増やしたい銘柄ではきちんと自動配当金再投資サービスの設定をしておくことをおすすめします。
マネックス証券の口座を開設していないなら、この機会に口座開設してはいかがでしょうか。
\配当金再投資が自動でできる♪/
自動で配当金を再投資するシステムは神!資産形成を加速可能
配当金を毎回手動で再投資するのは、はっきり言って面倒でした。
今までは、ある程度の米ドルが貯まるまで待ってから再投資していたけれど、マネックス証券で自動で配当金再投資してくれるシステムが稼働したので今後は手動で買付する回数が減ります。
保有している全ての米国株を自動で配当再投資するようには設定してません。
今後もコツコツと株数を増やしていきたいなと思う銘柄のみ、配当再投資の設定をしました。
低い買値(すでに4倍以上になっている)にこだわってなかなか買い増しの決心がつかなかったMA(マスターカード)も再投資の設定をしたので、今年からは最低でも年4株ずつはMAの保有株数が増えていきます(笑)
自分の意思が反映されずに淡々と再投資してくれる自動配当金再投資のシステムは、資産形成にとっては神システムです。
利用しない手はないですよ!
米国株投資していると、たまに保有株がスピンオフされることがあります。
各証券会社によって取扱いが違うので、注意が必要です。
憧れのインカムゲインで生活するためにやるべきことについて書いています。
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