株の配当金はどのようにして受け取っていますか?
株の配当金の受け取り方法は全部で3種類あります。
- 株式数比例配分方式
- 登録配当金受領口座方式
- 従来方式(郵便局の窓口での受け取りや指定した銀行口座への振込)
株式数比例配分方式を選ぶと、株式を保有している証券会社に直接配当金が振り込まれます。
株式の譲渡損が出た時には、自動的に配当金と譲渡損が相殺されますので確定申告せずとも税金が還付されるので便利です。
従来方式は正直いうと何もメリットがなさそう。
わざわざ郵便局の窓口に行って、配当金を貰うなんて面倒でたまりません。
でも、株式投資を始めた時は毎回郵便局まで行って配当金を受け取ってましたが、銘柄ごとに毎回住所や氏名を記入しないといけないので、本当に面倒でした。
登録配当金受領口座方式を選ぶと、指定した金融機関で配当金を受け取ることができます。
登録配当金受領口座方式にして楽天銀行で配当金を受け取ると、少しお得になるのを知っていますか?
楽天銀行では『配当金受取りプログラム』というキャンペーンが毎月実施されているので、このキャンペーンを利用して少しでもお得に配当金を受け取る方法を紹介します。
楽天銀行の配当金受取りプログラムを利用してお得に配当金を受領しよう!
楽天銀行に口座を開設している人も多いと思うのですが、楽天銀行では毎月配当金受取りプログラムを実施しています。
楽天銀行の配当金受取りプログラムがおすすめな人は数多くの銘柄を保有している人
楽天銀行の配当金受取りプログラムを利用するのがおすすめな人は、株数に関係なく多くの銘柄を保有している人です。
単元株とか、端株とかは関係ありません。
どういうことかというと、配当金の振込1件につき10円がもらえるキャンペーンなので、保有株数は関係ないです。
1株でも保有していると配当金が振り込まれるので、1件とカウントしてもらえます。
だから、1銘柄で1万株保有している人よりは、1株ずつ1000銘柄保有しているような人の方がお得なシステムになります。
ネオモバやワン株、S株のような1株から投資できるような証券会社を利用していろんな銘柄を保有している人は、楽天銀行の配当金受取りプログラムを利用するのはおすすめです。
年2回配当の株式を1000銘柄保有しているなら、配当金受取りプログラムを利用するだけで年間2万円も貰えてしまうのです。しかも、ノーリスクですよ。
お得ですよね?
ただ、楽天銀行の配当金受取りプログラムキャンペーンは廃止される可能性もあります。
まぁ、廃止されれば普通に証券口座で配当金を受け取ればいいだけの話なので、キャンペーンが実施されている間は利用します。
楽天銀行の配当金受取りプログラムを利用する際の注意点
楽天銀行の配当金受取りプログラムを利用するときには注意点があります。
NISA口座で日本株投資している人で楽天銀行の配当金受取りプログラムを利用してはいけません!
ひとつの口座で配当金受領方式を変更すると、すべての証券口座の配当金受領方式が変更されてしまうのでせっかくのNISA口座なのに配当金が非課税になりません。
口座ごとに配当金受領方式は変えられません。
NISA口座で日本株投資している人は必ず株式数比例配分方式にしてください。
NISA口座で日本株投資していないのであれば、楽天銀行の配当金受取りプログラムを利用するとお得です。
楽天銀行の配当金受取りプログラムを利用する方法を解説します
楽天銀行の配当金受取りプログラムを利用する方法を解説します。
- 証券会社で配当金受領方式を登録配当金受領口座方式に変更して、楽天銀行を指定する
- 楽天銀行にて、毎月配当金受取りキャンペーンにエントリーする(1か月ごとにエントリーが必要)
- 翌月に、振り込まれた配当金の件数に応じて現金がもらえます!(1件につき10円)
毎月のようにキャンペーンにエントリーするのが面倒なんですけど、数多くの銘柄を保有しているならやる価値は十分にありますよ。
配当金受取りキャンペーンのエントリーの期間は1日から月末までのことが多いので、忘れずにエントリーしてくださいね!
楽天銀行の配当金受取りプログラムについてのまとめ
楽天銀行の配当金受取りプログラムは誰でも利用するとお得になるわけではありません。
大事なことなので、もう一度書きますが、NISA口座で日本株投資している人は配当金が非課税にならないので利用してはいけません。
楽天銀行の配当金受取りプログラムを利用した方がいい人は、優待株投資している人やネオモバなどで端株投資していて保有銘柄数が多い人です。
配当金の振込1件あたり10円がもらえるので、保有銘柄が多ければ多いほどお得になりますよ。
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