投資って種類がいろいろあって悩む人もいるかと思います。
私自身は個別株投資ばかりしてきたので個別株投資派です!
実際には投資信託への投資もしたことはあるのですが、印象に残るほどには利益はでませんでした(^-^;)
利益が出た&出てるのは、下の2つくらいですかね。
- 教育資金用に積立していたセゾン投信(積み立て終了してます)
- 確定拠出年金(現在も積み立て中)
とにかく資産を増やしたい、例えばFIREを目指すとか、億り人(富裕層)を目指すなら個別株投資をおすすめしたいです。
でも、自分の子供にどちらかを薦めるなら、投資信託の積立をすすめます。
本記事では、個別株をおすすめする人と投資信託をおすすめする人について私自身の考えを書いていきます。
個別株投資をおすすめする人と個別株投資のメリットとデメリット
個別株をおすすめする人は先ほども書いたように、とにかく手間がかかっても資産を増やしたい人。
- 億り人(富裕層)を目指す
- FIREを目指す
- 配当金生活を目指す
上記のように高い目標を掲げている人には断然、個別株投資を勧めます。
【個別株投資のメリット】大きな利益が狙える
なぜ、高い目標を掲げている人に個別株投資がおすすめなのかというと、個別株投資なら上手くいくと2倍、3倍などが比較的短期間で目指せるからです。
投資信託の積立では短期間で2倍、3倍というのは難しいというのが私の考え。
まれに、ひふみ投信のように優秀なアクティブファンドを選べていたら比較的短期間で2倍、3倍も可能ですが、なかなか難しいですよね。
たとえば、2020年の2月から3月にかけての株式市場の暴落のときに投資を開始した米国株にトゥイリオ(TWLO)という銘柄があります。
銘柄 | 直近1年のリターン |
---|---|
TWLO | 207.51% |
S&P500 | 75.30% |
NASDAQ | 42.45% |
トゥイリオ(TWLO)は1年以内で3倍以上に値上がりしてます。
一時は4倍以上にまで値上がりしてました。
TWLOはたまたま上手くいった例ですが、1年以内に2倍なんて株は実際に保有している銘柄でもわりとたくさんありますし、株式市場にはそんな株は数多くあるんです。
投資信託の積立で資産1億円以上を達成したという人も実際にいるようですが、その人の属性が良くて、入金力が高いとかの恵まれた人である可能性は高いはずです。
資産1億円のうち、元手はいくらあるでしょうか。
元手が1000万円で投資信託の積立で1億円に達しましたなんていうことはないはずです。
一方で、個別株投資で財を成した人は元手が100万とか200万とかで資産1億円を達成した人はそれなりにいますよね。
ブログや雑誌などを読んでると、少ない元手で億り人(富裕層)になっている人は何人も見かけますから。
まぁ、100万や200万から1億円というのは投資の達人レベルの腕前の人なので、この域にはなかなか達しませんけど、元手1000万とか2000万から1億円という人なら、かなりの人数いるはずです。
【個別株投資のデメリット】失敗すると大きな損失になることもある
個別株投資は良いことばかりではありません。
そりゃそうですね、そんなだったら誰でも個別株投資しますよ、、、。
今から書くことは私の体験談ですが、反面教師としてもらえれば幸いです(笑)
リーマンショックが発生する前に、ローランドDGという銘柄に投資していたことがあるんです。
1度めの投資で、そこそこ利益が出たこともあって、全部売却したあともずーっと株価をウォッチしていたんですね。
かなりの好決算発表後に株価がズルズルと下げ始めました。
止めとけばいいのに、高値から5割ほど下がってきたので再度投資しました。
当時は、好決算なのにどうしてこんなに売られるのかがわからなかったんです。
再度投資した後も、ズルズルと株価が下がって下げ止まりませんでした。
どうして下がるのかが理解できない私は割安だと勘違いして、ずーっと難平(ナンピン)買いしてました。
どうなったか、だいたい想像できますよね?
サブプライム問題やらリーマンショックやらも重なって、損切りが遅れた結果、ほぼ底値付近でやっと損切りするという大失敗をしてしまいました、、、。
最高値からは9割ほど株価が下落してたんじゃないでしょうか。
私自身は高値から50%ほど下がってきたところで再投資したので、9割もマイナスにはなりませんでしたけど、それでも平均買値の半値以下での損切りですよ、、、。
当時はなかなか損切りというものができなくて、こんな大失敗をおかしてしまいました。
投資信託の積立なら、余程のことがない限りは買値から50%も下がるというのはないでしょうけど、個別株投資だったら普通にありますからね。
投資信託の積立をおすすめする人と投資信託の積立のメリットとデメリット
投資信託の積立をおすすめする人は、
- 堅実に資産形成したい人
- 投資に時間を費やしたくない人
子供にすすめるなら、個別株投資ではなく投資信託の積立にします。
なぜかというと、堅実に資産形成してほしいからです。
20歳になれば、つみたてNISAやiDeCo(イデコ)を利用するようにアドバイスしたいですね。
【投資信託積立てのメリット】必要最低限のマネーリテラシーがあれば投資に時間をかけずに済む
投資信託の積立の何がいいかというと、低コストで世界中の株式や債券などに幅広く投資ができるため、投資に時間を割かずに済むことです。
最初にある程度のマネーリテラシーを身につけることは必要だけど、積み立てする投資信託を選んでしまえば、あとは基本的には放置でいいわけです。
1年に1回はリバランスしましょうと言われてますけど、20代なら全額株式のインデックスファンドが一番効率がよいと思うので、リバランスの必要もありません。
もう、本当に放置でいいです。
その間、仕事を頑張りつつ、趣味に没頭するなりして好きなことをして過ごせばいい。
20年、30年ほど継続して積み立てすれば、口座にはある程度まとまった金額が貯まってることでしょう。
【投資信託積立てのデメリット】ある程度の資産になるまでに時間がかかる
投資信託の積立をする場合、毎月いくら入金できるかは人によって違いますけど、数千万円といった金額にまで成長するにはかなりの時間がかかります。
たとえば、目標金額を5000万円とします。
すると、目標とする5000万円に到達するための時間は下記のようになります。
- 毎月5万円を年率4%で運用した場合は36年9か月
- 毎月5万円を年率5%で運用した場合は32年11か月
- 毎月5万円を年率6%で運用した場合は29年11か月
毎月5万円の積立を続けても、30年くらいはかかりそうです。
しかも、年率6%で運用できても30年もかかるわけです。
結構、しんどいですよね、、、。
投資信託の積立って入金力がものをいう世界なので、少額積立しかできない場合は本当に時間がかかるのはデメリットです。
投資信託と個別株はどちらがおすすめか?についてのまとめ
個別株投資か、投資信託か、どちらがおすすめかについては、人によるということですね。
あなたがどうしたいか?というのも、どちらを選ぶかの一つのポイントになります。
とにかく億り人(富裕層)を目指すのなら、個別株投資しかないでしょうし。
まずは、投資信託の積立もやりつつ、個別株投資にも挑戦して、自分にはどちらが向いているのか?を確認してみるのはどうでしょうか。
ひふみ投信は優秀なアクティブファンドです。
株式投資でインカムゲイン(配当金)生活を実現させるためにやるべきことを書いています。
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