SBI証券のiDeCo(イデコ)のおすすめ商品ポートフォリオ

SBI証券のiDeCo(イデコ)のおすすめ商品ポートフォリオ


SBI証券のiDeCo(イデコ)ではセレクトプランといって全部で37種類(元本保証型含む)の運用商品があります。

iDeCo(イデコ)は60歳になるまで引き出しができず、基本的には長期投資になるので商品選びはとても大切です!
どの投資信託を選ぶかによって60歳になったときの運用資産がかなり変わってくるでしょう。

長期投資だからこそ、失敗しないようにしっかりと投資商品を選びたいですよね。
しかも、iDeCo(イデコ)は運用益が非課税という大きな大きなメリットもありますし。


この記事ではSBI証券のiDeCo(イデコ)のおすすめ商品を紹介します。

目次

SBI証券のiDeCo(イデコ)でおすすめのインデックスファンドを紹介

投資信託で資産運用する場合はアセットアロケーションがとても重要だという話を聞いたことがあるでしょうか。

アセット(資産)のアロケーション(配分)、つまり投資対象のリスクをコントロールしながらリターンを獲得するための資産配分のこと。日本古来の「財産三分法」も、広義においてアセットアロケーションの一種といえる。
アセットアロケーションにあたっては、投資環境等資本市場の状況、各資産の期待リターン、リスク、資産間の相関(動き方の類似性)の予測、分析などの投資対象に関する情報と、投資家の資産、負債、およびリスクに関する考え方などの投資家に関する情報の双方が重要である。

野村証券 証券用語解説集


アセットアロケーション(資産配分)とは簡単にいうと、リスクを減らしつつも高リターンが期待できるようにポートフォリオを組むことだと認識しています。

一般的にはどんなアセットアロケーション(資産配分)にするかでリターンの80%~90%が決まると言われています。(モダンポートフォリオ理論)

詳しいことはさておき、SBI証券のiDeCo(イデコ)セレクトプランのおすすめ商品を紹介していきますね。

運用商品に特にこだわりがないのであれば、信託報酬の低いインデックスファンドを選びましょう。

低コストのおすすめインデックスファンド

信託報酬というのは、運用が上手くいってようが、失敗していようが毎日のように引かれるコストのこと。
長期で運用するとなるとコストは馬鹿にできないような金額になりますから、インデックスファンドがおすすめなのです。

国内株式のおすすめインデックスファンド

国内株式のインデックスファンドのおすすめは1種類しかありませんでした。

国内株式のおすすめインデックスファンド

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

国内株式のおすすめインデックスファンドはeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)です。

信託報酬も0.154%以内と文句ないほど低いですからね。

国際株式のおすすめインデックスファンド

国際株式のおすすめインデックスファンドは全部で4種類。
世界の株式の時価総額の半分を占める米国株式市場にはぜひとも投資してくださいね!

もも

国際株式には投資しよう

国際株式のおすすめインデックスファンド
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

国際株式のおすすめインデックスファンドは上記の4つあります。

信託報酬はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が0.0968%以内、ニッセイ外国株式インデックスファンドとeMAXIS Slim先進国株式がほぼ同じで0.1023%以内、eMAXIS Slim全世界株式がほんの少し高くて0.1144%以内となっています。

国際株式のインデックスファンドは上記4つのどれかひとつを選びましょう。


それぞれ何が違うかというと、投資対象が違います。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はベンチマークがS&P500なので、米国株式以外は含まれていません。


ニッセイ外国株式インデックスファンドとeMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、どちらもベンチマークとなるのがMSCIコクサイ(日本を除く先進国)ですので、どちらを選んでもほぼ同じです。


eMAXIS Slim全世界株式のベンチマークは先進国だけでなく新興国にも投資しています。
先進国だけでなく、将来的なことを考えて成長著しい新興国の株式にも投資したいならeMAXIS Slim全世界株式がおすすめです。

参考までに
投資の神様といわれるウォーレン・バフェットが投資先として推奨しているのはS&P500のインデックスファンドです。

もも

ちなみに私はiDeCo(イデコ)では、MSCIコクサイをベンチマークとする投資信託で運用しています。




国内債券のおすすめインデックスファンド

eMAXIS Slim 国内債券インデックス

国内債券のインデックスファンドにわざわざ投資する必要はないと考えていますが、あまりリスクを取りたくないのであれば値動きの少ない国内債券のインデックスファンドに投資するのもアリですね。

国際債券のおすすめインデックスファンド

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

国際債券に投資するなら、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスが信託報酬が低いのでおすすめです。


バランス型のおすすめインデックスファンド

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は信託報酬が0.154%以内ですし、8資産にバランスよく分散投資されてます。

リバランスが面倒でiDeCo(イデコ)に時間を割きたくないという人にはバランスファンドはおすすめです。

8資産の内訳

  • 国内株式   12.5%
  • 先進国株式  12.5%
  • 新興国株式  12.5%
  • 国内債券   12.5%
  • 先進国債券  12.5%
  • 新興国債券  12.5%
  • 国内リート  12.5%
  • 先進国リート 12.5%

高リターンを狙えるおすすめアクティブファンド

おすすめなのはやはり低コストのインデックスファンドなのですが、多少のリスクをとってでもインデックスを上回るリターンを狙いたいなら、アクティブファンドに投資しましょう。



大半のアクティブファンドはインデックスファンドに勝てないというのは有名な話。
だけど、ごくまれに圧倒的なリターンを叩きだす優秀なアクティブファンドがあるのも事実なのです。

問題は優秀なアクティブファンドを選べるか?ということ。

毎年のようにインデックスに勝てるアクティブファンドは『ほぼない』といっても過言ではないですが、長期的な視点でみると、インデックスを大きく上回るアクティブファンドはあります。


優秀なアクティブファンドをSBI証券iDeCo(イデコ)のセレクトファンドがら選んで紹介しますね!

高リターンが狙えるおすすめアクティブファンド

おすすめできるアクティブファンドをいくつか紹介します。

おすすめアクティブファンド
  • ひふみ年金(日本株・外国株)
  • SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(日本株)
  • 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね(米国株)


ひふみ年金の信託報酬は0.836%、SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブは1.65%、農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねは0.99%になります。

それぞれのアクティブファンドは投資対象が違っているので単純に比較はできないのですが、どれもそれなりに高リターンですよ。

アクティブファンドのデメリット

私の考えるアクティブファンドで運用することのデメリット2つあります。

  1. 優秀なファンドを選ぶのが難しいこと
  2. ボラティリティが高い(基準価額の変動が激しい)
  3. 信託報酬が高い

2020年の2月から3月にあったコロナショックのようなパニック時はインデックスファンドに比べて大きく下落しやすいです。

アクティブファンドの運用が上手くいかない時期もあるでしょうし、長期で優れたリターンを出してくれるかはわからないといった不確定要素が多いです。

アクティブファンドのメリット

アクティブファンドのメリットといえば、高リターンを狙えるということですね。

例えば、ひふみ年金だと設定来(2016/10)の年率リターンが13.75%もあります。これってすごいことなんですよ!
TOPIXを大きくアウトパフォームしていますから。

資産配分はGPIFの基本ポートフォリオを参考にする

投資になれるまでは自分でアセットアロケーション(資産配分)を決めるのって難しいですから、お手本になるものがあると便利ですよね?


参考になるのが、年金資産を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の基本ポートフォリオ
年金資産の運用なので安全をかなり重視していて、目標となるリターンは年率1.7%を最低限のリスクで確保することです。

年率1.7%ってショボいと思えば、債券の割合を減らして株式を増やせばよいです。

スクロールできます
国内債券外国債券国内株外国株
資産構成割合25%25%25%25%
GPIF基本ポートフォリオ

SBI証券のiDeCo(イデコ)のおすすめ商品ポートフォリオのまとめ

独断と偏見でSBI証券iDeCo(イデコ)のセレクトプランからおすすめ商品を選んでみました。

投資を始めて間もないなら増やすことよりも守り重視の運用をしてみて、資産運用に慣れたころに少しずつリターンを追求していく運用に変えてみるのもアリです。

SBI証券iDeCo(イデコ)のセレクトプランの全商品一覧と信託報酬についてはこちらの記事に詳しく書いています。

ABOUT ME
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もも

2005年から株式投資を開始した投資歴17年の主婦。

配当金生活を目標にしてます。

2019年には1人だけなら配当金生活可能なレベルになりました。

日本株:米国株=4:1 で資産運用中。

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