つみたてNISAを始める人が増えています。
口座開設者数でいうと、まだまだ一般NISA口座の方が多いけれども、伸び率でいうとつみたてNISA口座の方が圧倒的に増えていますね。
つみたてNISAと一般NISA口座はどちらか一方しか開設できませんが、年単位で変更できるので、そこまで悩む必要はないですよ。
つみたてNISAと一般NISAにはどちらにも、メリットとデメリットがあるので、どちらが自分に合っているかよく考えてくださいね。
では、つみたてNISA口座について主要なネット証券での違いを見ていきましょう。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券のつみたてNISAの取り扱い銘柄
つみたてNISAで積立できる投資信託は、国の審査に合格した投資信託のみで、2020/12/23現在で193本あります。
ただし、どの金融機関でも193本の投資信託やETFを積み立てできるわけではありません。
主要ネット証券のSBI証券、楽天証券、マネックス証券ではつみたてNISAでの取り扱い銘柄が異なります。
【つみたてNISA】SBI証券、楽天証券、マネックス証券での取り扱い銘柄の違い
つみたてNISAで積み立て可能な投資信託は全て国が定めた基準をクリアしたものばかりなので、信託報酬も比較的低いものが多く、運用実績もしっかりしているものばかりです。
つみたてNISAでの投資信託人気ランキング
SBI証券、楽天証券、マネックス証券での投資信託の人気ランキングを載せておくので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
SBI証券での投資信託人気ランキング
SBI証券での2021/3のつみたてNISAでの積立設定件数でのランキングです。
日本株ではなく、米国株式や外国株式が人気ですね。
eMAXIS Slimの全世界株式は日本を含む先進国や新興国の株式に投資するので、世界中の株式に丸ごと投資できるので魅力的です。
投資信託 | |
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1位 | SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド |
2位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
3位 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) |
楽天証券での投資信託人気ランキング
楽天証券での2021/3最終週のつみたてNISAでの積立設定件数でのランキングです。
SBI証券と同じような投資信託が上位にきてます。
投資信託 | |
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1位 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) |
2位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
3位 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
マネックス証券での投資信託人気ランキング
マネックス証券での2020/9/23~2020/11/30のつみたてNISAでの積立設定件数でのランキングです。
SBI証券や楽天証券と同じようにeMAXIS Slimシリーズの投資信託が上位にきてます。
投資信託 | |
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1位 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) |
2位 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス |
3位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
どの証券会社でもeMAXIS Slimシリーズが上位に名を連ねていて、人気の高さがわかる結果となりました。
一般NISAで口座を開設してますけど、つみたてNISAにするならeMAXIS Slimシリーズの米国株式を積立てますね。
つみたてNISAでポイントが貯まる!
つみたてNISA口座で実際に投資信託の積立を始めたときに、SBI証券も楽天証券もマネックス証券もポイントが貯まります。
- SBI証券ではTポイント
- 楽天証券では楽天ポイント
- マネックス証券はマネックスポイント
使い勝手がよいのが、SBI証券のTポイントか楽天証券の楽天ポイントでしょうか。
それぞれ、Tポイントや楽天ポイントでも投資信託が買えてしまいます!
楽天カードのヘビーユーザーなら楽天証券が一番おすすめです。
マネックス証券のマネックスポイントは個人的には一番使いにくいです。書籍との交換や株式売買手数料に充てるなど、選択肢が限られます。
SBI証券の投信マイレージはTポイントが貯まる
SBI証券には投信マイレージというサービスがあって、投資信託の保有額に応じてTポイントが貯まります。
- 投資信託の保有残高が1000万円未満の場合は年率0.1%
- 投資信託の保有残高が1000万円以上の場合は年率0.2%
ただ、残念なことに人気のある投資信託のeMAXIS Slimシリーズなどは保有残高に関係なく付与されるTポイントが0.05%以下になるのです。
付与率は投資信託によって変わりますので、詳細はSBI証券で確認してくださいね。
楽天証券では楽天ポイントが貯まる
楽天市場などで買い物をする頻度が多い人は、楽天証券でつみたてNISA口座を開設するのが一番おすすめです。
なぜなら、クレジットカード決済で積み立てするだけで楽天ポイントが貯まるから!
- 楽天クレジット決済で100円につき1ポイント貯まる
- ハッピープログラムの利用で投信残高10万円ごとに毎月4ポイント貯まる
- 楽天ポイントコースに設定して、1か月の間に500円以上ポイント投資すると、楽天市場での買い物時のポイント付与が+1倍になる
楽天カードでは100円で1ポイント付与されるので、つみたてNISAで毎月33333円ずつ積み立てすれば、毎月333ポイントが付与されます。
年間で3996ポイントも貯まるから、かなりお得ですよ!
貯まったポイントで投資信託を買うことも可能です。
他にも楽天ポイントコースに設定して、1か月の間に500円以上ポイント投資すると、楽天市場での買い物時のポイント付与が+1倍になるんです。
楽天カードを保有していないなら、一緒に作ってしまいましょう。
マネックス証券ならマネックスポイントが貯まる
マネックス証券ではマネックスポイントという独自のポイントが貯まります。
投信保有残高に対して、最大で年率0.08%のマネックスポイントが付与されます。
ただし、eMAXIS Slimシリーズは0.05%の付与率になりますし、銘柄によってはポイント付与のない投資信託もあります。
マネックスポイントの使い道ですが、
- アマゾンポイント
- dポイント
- ポンタポイント
- Tポイント
- nanacoポイント
- WAON
などに交換可能です。
ちなみに、貯まったマネックスポイントで投資信託の購入はできません。
【結論】つみたてNISAは楽天証券がおすすめ
つみたてNISA口座なら楽天証券が一番おすすめですね。
楽天カードを保有しているなら、なおさら楽天証券を選ぶべきです。
年間40万円まで積立可能なので、1か月あたり33333円の積み立てを楽天カード決済ですれば、年間で4000ポイント近く楽天ポイントが付与されますから。
おまけに楽天銀行のハッピープログラムを利用すれば、投信残高10万円ごとに4ポイント付与されますし。
つみたてNISAのおすすめ証券会社についてのまとめ
主要ネット証券のSBI証券、楽天証券、マネックス証券でのつみたてNISA口座について比較しました。
取扱い銘柄数はSBI証券が多いですが、人気のあるeMAXIS Slimシリーズはどこの証券会社でも積立可能です。
となると、決め手は証券会社独自のポイントプログラムでしょう。
楽天カード保有者や楽天市場をよく使うのであれば、楽天証券が一番おすすめです。
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