専業主婦でも自分名義の資産はあった方がいいです。
今までは投資というと男性がやるものというイメージがありましたが、これからは女性も投資(資産運用)してしっかりと資産形成していく時代!
iDeCo(イデコ)やNISAといった非課税のありがたい制度があるんですから、利用しましょう。
資産運用は若い時から始めると、老後を迎えることろにはある程度まとまった金額にまで増えている可能性が高いです。
もちろん、間違った資産運用をしてしまうと増えるどころか減る可能性もありますよ。
でも、低コストの投資信託をコツコツ積み立てるということさえ守れば、資産は増えている可能性の方が高いことは歴史が証明しています。
iDeCo(イデコ)とNISAの2つの制度がありますが、どちらを優先して利用するのがいいのでしょうか。
結論からいうと、
- 老後に必要なお金を準備するのであればiDeCo(イデコ)
- 60歳までに使うお金を準備するのであればNISA
だと考えています。
iDeCo(イデコ)は60歳にならないと引き出せませんから。
可能であれば、iDeCo(イデコ)もNISAもどちらも利用するというのが一番です!
iDeCo(イデコ)と一般NISA、つみたてNISAの違い
iDeCo(イデコ)と一般NISA、つみたてNISAの違いを表にしてみました。
iDeCo(イデコ)の掛金については、夫(妻)の扶養になっている専業主婦(主夫)の場合です。
iDeCo(イデコ) | 一般NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|---|
利用可能期間 | 65歳まで ※2022年5月以降 | 5年間 ※ロールオーバーで最長10年 | 20年間 |
年間上限金額 | 27万6000円 | 120万円 | 40万円 |
非課税対象 | 運用益 掛金全額所得控除 受取金 | 運用益 | 運用益 |
投資先 | 投資信託 定期預金 ※金融機関によって異なる | 国内外株式 投資信託 | 国の基準をクリアした 投資信託 |
引き出し時期 | 60歳以降 | いつでも可能 | いつもでも可能 |
iDeCo(イデコ)のメリットとデメリット
iDeCo(イデコ)はNISAと比べて、運用益以外にも掛金が全額所得控除だったり、受取時も優遇を受けたりとお得感は満載です。
ただし、所得税を納めていない主婦の場合は、掛金の所得控除は使えません。
でも、運用益は非課税ですので資産運用が成功すれば利益は青天井!
しかも、受け取る時にも税制優遇があるので、専業主婦だったとしてもiDeCo(イデコ)をする価値はありますよ。
iDeCo(イデコ)について詳細に解説した記事があるので、こちらを読んでみてください。
つみたてNISAと一般NISAのメリットとデメリット
NISAには、つみたてNISAと一般NISAの2種類があります。
どちらを選ぶかは、どんな運用がしたいのかで変わってきますが、投資初心者であればまずは『つみたてNISA』を選んだ方が無難かな。
- 個別株投資したいなら、一般NISA
- 配当金を受け取りたいなら、一般NISA
- コツコツと積み立てするなら、つみたてNISA
つみたてNISAを選ぶにしても、一般NISAを選ぶにしてもどちらにもメリットとデメリットがあるので、どちらがあなた自身に向いているのかを考えた上で検討してくださいね。
やっぱり合わなかった!と思えば、1年ごとに一般NISA⇔つみたてNISAは変更できるので、深く悩む必要はないですよ。
60歳までに使う予定のお金の運用なら一般NISA・つみたてNISA
iDeCo(イデコ)は老後資金を準備するには、本当に最適な制度です。
専業主婦で掛金の所得控除がなくても、自分年金をじっくりと作り上げることができるので利用しないともったいないくらい。
ただ、老後資金という性質のお金の準備なので60歳になるまで引き出せないのが少し不便です。
だから、60歳になるまでに必要になるお金ならば、iDeCo(イデコ)で運用してはいけません。
60歳になるまでに使う予定のお金なら、いつでも好きな時に引き出し可能な一般NISAか、つみたてNISAを利用してくださいね。
60歳以降に使う老後資金ならiDeCo(イデコ)
iDeCo(イデコ)は老後資金を準備するものなので、非課税期間が長いのがメリット。
20代で加入すれば40年近く運用期間がとれるので、余程のことがない限りは資産はかなり増えているでしょう。
まさに自分年金ですね!
たとえば、25歳で加入したとして毎年専業主婦の上限掛金額の27万6000円を60歳になるまで掛け続けたとします。
低めに見積もって、年率3%で運用するといくらくらいに資産が増えていると思いますか?
おすすめはiDeCo(イデコ)とNISAの併用
しっかりと資産形成したいなら、iDeCo(イデコ)とNISAの両方を利用しましょう。
- 専業主婦ならiDeCo(イデコ)で年間27万6000円
- つみたてNISAで年間40万円
この金額を数十年積み立てることで、とってもとっても大きなお金に成長してくれる可能性があるわけです。
投資なので、増える可能性が高いというだけで100%増えるわけではありません。
運が悪ければ元本割れする可能性もあることだけは、しっかりと認識しておいてくださいね。
iDeCo(イデコ)とNISAについてのまとめ
専業主婦がiDeCo(イデコ)やNISAを利用する場合、可能ならばどちらも利用した方が資産が増える可能性は高いです。
運用益が非課税というのは、本当に本当に大きなメリットなのです。
たとえば、通常の投資口座で1000万円の利益がでたとします。
すると、税金だけで200万円以上持っていかれるんですよ!
でも、iDeCo(イデコ)やNISAなら、非課税なので利益が丸々自分の懐に入ってくるのです。
ありがたい制度だと思いませんか?
コツコツと地道に積み立てして、老後にお金の不安がない生活をおくるための準備をしましょう。
\幅広いラインナップで運用可能できる/
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